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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成13年度(2001年度)
- 伊方1,2号機 海水電解装置電解揚水ポンプの自動停止
- 通報連絡日時:2001年6月28日15時35分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
海水電解装置を起動するため、2台ある電解揚水ポンプのうち、ポンプAを起動したところ、ポンプが自動停止。
現在、原因調査中。
ポンプBには異常なく、電解装置の運転を再開。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
次亜塩素酸ナトリウムによりカーボン軸受に微細なクラックが発生し、ポンプの軸と軸受の間隙が狭くなったことにより、抵抗が増大してポンプが自動停止した。
この軸受は、平成12年11月に外部注入・ゴム軸受から、カーボン軸受へ変更されたものであった。
対策
- 次亜塩素酸ナトリウムによる影響の恐れのないテフロン製軸受に取替え、復旧済。
- 取替予定の電解揚水ポンプB号機についても、テフロン製を採用する。
- 材質変更に伴う注意事項について、ワンポイントレッスンを作成し、周知済。