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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成13年度(2001年度)
- 伊方2号機 高圧タービンエンドウォール加熱蒸気圧力の低下
- 通報連絡日時:2002年2月11日19時10分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
高圧タービンエンドウォール加熱蒸気圧力が、調速機側で低下。
調査の結果、加熱蒸気圧力制御用の弁の開度調整器の作動不良を確認したため、当該部品を新品に取替え、復旧。
プラント運転及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
加熱蒸気圧力制御弁の開度調整器の部品に微細な金属屑が混入し、制御用空気の流れに影響を及ぼしたため、弁開度の制御に不調をきたし、圧力低下に至ったものと推定される。
対策
- 当該開度調整器の部品を新品に取替え復旧済。
- 当該部品製造メーカーに、出荷前にエアブローによる金属屑除去を実施するよう指示することとし、購入仕様書に明記。
- 本体組み込みに当たっても再度エアブローを行うこととし、作業要領書を改訂。