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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成13年度(2001年度)
- 伊方3号機 復水器細管洗浄装置ボール循環ポンプの自動停止
- 通報連絡日時:2002年3月31日16時26分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
復水器細管の内壁を洗浄するためのスポンジボールを循環するポンプ2台のうち、B号機の異常警報が発信し自動停止。
ポンプの分解点検の結果、シャフトの折損を確認。
プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
現在詳細調査を実施中。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
ポンプの羽根組立時の嵌め合い部への異物混入等により、主軸外表面に傷が発生し、その傷を起点に、ポンプ運転による繰り返し応力により、疲労破壊したものと推定される。
対策
- 折損した主軸の新品への取替え等を行い、復旧済。
- ポンプの羽根組立時には、嵌め合い部の異物確認を十分に行うこととし、点検要領書を改訂。
- 今回定期検査において、同型ポンプの分解点検を実施する。