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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成14年度(2002年度)
- 伊方3号機 開閉所直流電源装置の故障
- 通報連絡日時:2002年8月10日0時35分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中、開閉所直流電源装置Aの異常を示す信号が発信したため、電源装置Bより給電。
点検の結果、電源装置本体には異常は認められなかったことから、装置の故障を検出する回路に不具合が発生したものと推定。
回路を構成する部品(警報ヒューズとリレー)を予備品に取替え復旧。
プラント運転及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
「開閉所直流電源装置故障」警報の発信は、故障検知回路の警報ヒューズの接点に、微少な導電性異物が付着し、一時的に導通状態となり、警報が誤発信したと推定される。
対策
- 警報ヒューズ(4個)とリレー(1個)を新品に取替え復旧。
- 当該盤の点検作業時は、ヒューズカバーの開口部を塞ぎ、点検時の異物管理強化を図ることとし、作業要領書を改訂。
- また、同型のヒューズを使用している1,2,3号機の直流電源装置制御盤についても同様の対策を行うこととし、作業要領書を改訂