平成14年度(2002年度) 伊方原子力発電所からの異常通報連絡伊方1,2号機 電気出力の瞬間変動

一覧に戻る
通報連絡日時:2002年10月28日19時08分
県の公表区分C

伊方発電所から通報連絡のあった異常について

異常の区分

管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表

概要

通常運転中、2台あるグランド蒸気排風機の定期切替のためB号機を起動したところ、異常信号が発信し自動停止。

調査の結果、排風機吸込部に水が溜まりモータの負荷が上昇し保護装置が作動したものと推定。

溜まり水を抜き取り通常状態に復旧。

プラント運転及び環境への影響はなかった。

伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について

推定原因等

当該排風機停止中に、ケーシング内に凝縮水が滞留し、定期切替で起動した際に、羽根車が溜まり水を吸込み、電動機の負荷が上昇し、自動停止に至ったと推定される。

対策

  • ケーシング内の溜まり水を除去後、試運転を行い、運転状態に異常のないことを確認し復旧。
  • 当該機及び同型機について、次回定期検査時に凝縮水ドレン用の配管を設置。

県の公表

GET Adobe Acrobat Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、
Adobe Acrobat Readerが必要です。
Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、
バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
異常通報連絡 メニュー
ページの先頭へ