- ホーム
- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成14年度(2002年度)
- 伊方1,2号機 海水電解装置の自動停止
- 通報連絡日時:2002年12月16日15時55分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
概要
通常運転中、海水電解装置の異常を示す警報が発信し、同装置が自動停止。
調査の結果、当該装置制御盤内の電源装置を冷却するためのファン(整流器冷却ファン)の軸受の故障と判明。
当該冷却ファンを新品に取り替え復旧。
プラント運転及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
整流器冷却ファンの下部軸受の焼き付きによる損傷により、負荷が増加し、保護装置が作動して当該ファンが停止したことに伴い、海水電解装置が自動停止。
当該軸受の損傷原因は、運転条件や製造時の個体差による寿命によるものと推定される。
対策
- 当該冷却ファン一式を新品に取り替えた後、試運転を行い、運転状態に異常がないことを確認し復旧。