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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成14年度(2002年度)
- 伊方1号機 湿分分離加熱器からの蒸気漏えい
- 通報連絡日時:2003年1月4日4時55分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
概要
通常運転中、湿分分離加熱器1Bのマンホール付近から微少な漏えいを運転員が発見。
点検の結果、パッキン付近からの漏えいが認められたため、当該マンホールのボルトの増し締めを実施し、漏えいは停止。
プラント運転及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
プラント運転による圧力、温度の変動により、マンホールシート面の一部がわずかに歪み、パッキン圧縮量が低下した部分において、経時的に漏えい経路ができ、蒸気漏えいに至ったものと推定される。
対策
- マンホールシート面を砥石にて手入れするとともに、圧縮量の大きいパッキンに取り替え復旧。
- 湿分分離加熱器の同型のマンホールについても、圧縮量の大きいパッキンに取り替えた。
- 従来実施のプラント起動後50%出力運転時の増し締めに加え、100%出力運転時にも再度増し締めを行うこととし、作業要領書を改訂。