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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成14年度(2002年度)
- 伊方1,2号機 純水装置真空脱気器ポンプ出口流量計からの純水の漏えい
- 通報連絡日時:2003年1月24日14時50分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
概要
通常運転中、純水装置真空脱気器ポンプ出口流量計付近から純水が漏えいしていることを保修員が発見。
調査の結果、当該ポンプ出口流量計のサイトグラス(流量読取用透明管:アクリル製)にき裂が発生し、漏えいしていたことが判明。
このため、流量計一式を取り替えることとし、取替までの間、流量計を取り外し、仮設配管及び仮設流量計を設置し仮復旧。
プラント運転及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
当該流量計のサイトグラスが、日光(紫外線)、周囲温度の変化等の影響により経年劣化したことから、真空脱気装置の起動・停止に伴う内部流体の圧力変動等によりき裂が発生し、漏えいに至ったものと推定される。
対策
- 当該流量計を新品に取り替え、健全性を確認したうえ復旧。
- なお、取替えにあたって、環境条件の影響を受けにくい、面積式流量計から分流式流量計へ型式を変更。