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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成14年度(2002年度)
- 伊方3号機 復水脱塩装置の再生用水ポンプ出口配管からの純水漏えい
- 通報連絡日時:2003年3月27日14時40分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
概要
通常運転中、復水脱塩装置の再生用水ポンプ出口配管フランジ部より純水が漏えい。
点検の結果、フランジパッキンにこすれ跡が見られるものの、割れ等の損傷は認められなかった。
このため、当該パッキンを取替え復旧。
プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
再生用水ラインの運転モード切替わり(再生→洗浄循環)により、閉鎖状態となった当該配管に近接した配管(温水の循環系統)からの熱伝導による内部流体の温度上昇により、圧力が上昇し、フランジパッキンを外側に押し出したため漏えいに至ったものと推定される。
対策
- 当該フランジパッキンを取替え、漏えいのないことを確認し復旧。
- 当該配管が熱伝導の影響を受けないよう配管のルート変更を実施済。対策後、圧力、温度ともに上昇しないことを確認済。