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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成15年度(2003年度)
- 伊方2号機 低圧タービングランド蒸気圧力計の検出配管継手部からの蒸気漏れ
- 通報連絡日時:2003年5月6日15時20分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
概要
通常運転中、低圧タービンのグランド蒸気圧力計の検出配管継手部より、ごく微量の蒸気漏れがあることを保修員が発見。
調査の結果、漏えいはごく微量であったことから、当該部を補修材により補修し復旧。
プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
当該継手部は、タービン分解・組立作業で干渉することから定期検査毎に取外しており、取外し・復旧時の作業において、シート面を横切る傷が発生し、蒸気の漏えいに至ったものと推定される。
対策
- 当該継手部を新品に取替え復旧。
- 類似箇所についても、念のため新品に取替え、漏えいのないことを確認。
- 当該部と同様に、分解点検に伴い取外し、復旧を行っているタービン等に附属する継手部について、復旧時にシート面に傷の無いことを確認するため、シート面の当たり確認を実施し、傷が認められた場合には、手入れを行い復旧する旨、作業要領書を改訂。