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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成15年度(2003年度)
- 伊方3号機 総合排水処理設備の排泥ポンプ出口配管からの汚泥の漏えい
- 通報連絡日時:2003年5月15日10時15分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
概要
通常運転中、総合排水処理設備の排泥ポンプ出口配管付近より漏えい跡があることを作業員が発見。
調査の結果、当該配管のフランジ溶接部近傍に貫通穴が2箇所認められた。
このため、漏えい箇所を含む近傍配管を取替え復旧。
プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
当該配管内部の流速の速い部分において、配管内面被膜が形成されず、流体中の塩分により経年的な腐食が発生し、貫通に至ったと推定される。
対策
- 漏えい箇所を含む近傍配管について、流速の影響を考慮し、配管内径及び肉厚を大きくした仕様の配管に取替え、漏えいのないことを確認し復旧。
- 排泥ポンプ3B出口配管についても、同仕様の配管に取替え済。