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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成15年度(2003年度)
- 伊方3号機 取水ピット水位計の故障
- 通報連絡日時:2003年7月10日21時19分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
概要
通常運転中、取水ピットAの水位計の異常を示す信号が発信。
調査の結果、下流側検出器の動作不良により、正常に水位を検出できず警報発信に至ったものと判明。
このため、当該検出器を製造メーカーにて修理。
なお、当該水位計は除塵装置の運転制御に使用しているが、A系、B系何れかの水位差が設定値以上で、自動的に運転を開始するよう設定しており、防塵装置の運転に影響はない。
念のため、修理完了までの間は、除塵装置の運転頻度を1回/日から3回/日に変更。
プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
取水ピットAの下流側水位検出器内のアンプカードが故障したことから、水位の検出ができなくなり、水位の異常を示す警報が発信したものと推定される。
対策
- 当該アンプカードを取り替え、復旧。
- 取水ピットA,B水位計については、次回定期検査において取替を実施する。