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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成15年度(2003年度)
- 伊方3号機 タービン動主給水ポンプ油清浄器ガス抽出機の自動停止
- 通報連絡日時:2003年8月15日9時25分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
概要
通常運転中、タービン動主給水ポンプ油清浄器ガス抽出機が自動停止。
ガス抽出機を分解点検した結果、モータのファン側ベアリングの損傷が確認されたため、ベアリングを取り替え復旧。
プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
当該ガス抽出機の電動機のファン側ベアリングの焼き付きにより負荷が増加し、保護装置が作動して自動停止。
焼き付いた原因は、ベアリング製造時の個体差に起因した要因により、通常よりも早く、ベアリングの寿命に到達したものと推定される。
対策
- 当該ベアリングを新品に取替え、試運転を行い、運転状態に異常がないことを確認し復旧。