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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成15年度(2003年度)
- 伊方3号機 主変圧器保護継電器の自動診断装置の故障
- 通報連絡日時:2003年8月20日10時42分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
概要
通常運転中、主変圧器保護継電器の異常を示す信号が発信。
調査の結果、自動診断装置内の回路の一部の接触不良により自動診断装置が正常に動作しなかったと推定された。
自動診断装置の清掃点検を行い復旧。
プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
自動診断装置内の回路の接続部分に導電性の微小異物が付着したことにより、一時的に接続部の不良が発生し、当該装置が正常に動作せず、警報発信したものと推定される。
対策
- リレー単体点検、自動診断装置清掃、装置箱体の清掃を実施し、自動診断装置自体の健全性確認を行い、自動診断を実施し、リレー装置全体の動作の健全性を確認し復旧。
- 定期点検内容に、自動診断装置を引き出しての配線部分の清掃、接続状態確認等を追加することとし、作業要領書に反映。