- ホーム
- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成15年度(2003年度)
- 伊方3号機 放水ピット試料採取ポンプの自動停止
- 通報連絡日時:2003年10月9日0時40分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
概要
定期検査中、放水ピット水モニタの故障を示す警報が発信。
点検の結果、水質監視盤内の漏電ブレーカの故障により、試料採取ポンプBが自動停止したものと判明。
このため当該ポンプの電源を点検中のポンプAにつなぎ替えて応急復旧。
その後、故障したブレーカを新品に交換し復旧。
プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
試料採取ポンプ3Bの電源設備である漏電ブレーカーの漏電を検知してトリップさせる回路が故障し、誤動作したため、試料採取ポンプ3Bが自動停止し、警報発信したものと推定される。
対策
- 故障した漏電ブレーカーを新品に取り替え復旧。
- 試料採取ポンプ3Aについても念のため新品に交換。
- 放水ピット水質監視設備に使用している漏電ブレーカー全数について、点検を実施し異常のないことを確認。