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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成15年度(2003年度)
- 伊方3号機高圧給水加熱器の水位計の故障
- 通報連絡日時:2004年1月22日2時52分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中、第6給水加熱器3Aの制御系の不調を確認。
直ちに、水位制御不調により開していた給水加熱器水位制御弁(バックアップ側)を手動で閉止するとともに水位制御弁(常用側)の制御が正常であることを確認。
その後の調査・点検の結果、給水加熱器水位制御弁(バックアップ側)の水位検出器の不良を確認。
当該水位検出器を予備品に取替え復旧。プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
当該水位検出器の単体試験及び分解点検の結果、異常が認められなかったことから、検出器の出力空気信号に影響を与える部位に一時的に微細な異物が付着したことにより、水位信号が高めとなり、通常閉であるドレン水位制御弁(バックアップ用)が開となり、電気出力が低下したものと推定される。
対策
- 水位検出器及び調節器を予備品と取替え、健全性を確認し復旧。
- 運転中の故障に対応するため、今後とも水位検出器の予備品を常備する。