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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成16年度(2004年度)
- 伊方3号機アンモニア注入ポンプの自動停止
- 通報連絡日時:2004年5月31日19時45分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中、2次系のアンモニア注入ポンプの異常を示す信号が発信。
確認の結果、当該ポンプのモータが電気的な過負荷で自動停止したことが判明。
その後、当該ポンプのインバータの故障と判明したため、インバータを取り替え後、試運転を行い異常のないことを確認し復旧。当該ポンプ停止中は予備ポンプを運転し、アンモニア注入機能に支障はなかった。
プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
アンモニタ注入ポンプの回転数制御を行うインバータが故障したため、インバータの保護装置が動作し、当該ポンプが自動停止したものと推定される。
対策
- 当該インバータについて、新品と取替え、試運転を行い正常に運転できることを確認。
- 今回の事象を反映し、インバータの取替え周期を重要度、使用状況を考慮し設定する。
- 故障等により運転できない場合は、従来どおり速やかに予備ポンプに切替えたうえで当該ポンプの補修等を行う。