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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成16年度(2004年度)
- 伊方3号機復水脱塩装置苛性ソーダ攪拌ポンプの傷
- 通報連絡日時:2004年10月4日14時50分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中、復水脱塩装置内の苛性ソーダ攪拌ポンプのケーシングにわずかな白い析出物(苛性ソーダ)を確認。
点検の結果、ポンプケーシングの外表面にわずかな傷が認められたことから、当該ケーシングを新品に交換し復旧。
プラント運転及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
当該ポンプの製造時の鋳造欠陥による無数の微小な空洞が、経年使用によって貫通し、苛性ソーダの析出に至ったものと推定される。
対策
- 当該ポンプのケーシングを新品に取り替え復旧。