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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成16年度(2004年度)
- 伊方3号機海水ピット水位計電源装置の故障
- 通報連絡日時:2004年12月25日17時15分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中、海水ピット水位計の異常を確認。
調査の結果、当該水位計の信号変換器に電源を供給している電源装置の故障により、水位指示が異常を示したものと確認。
このため、電源を仮復旧し、その後、代替品の電源装置に取り替え通常状態に復旧。
なお、海水ピットの水位計には、当該水位計とは別に通常監視用の水位計があり、水位監視には支障はなかった。
プラント運転への影響及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
当該水位計の信号変換器に電気を供給している電源装置が故障したことにより、水位の検出ができなくなったため、海水ピット水位の指示が下限に振り切れるとともに「海水ポンプ海水ピット水位低」の警報が発信したものと推定される。
対策
- 当該電源装置を新品に取替え復旧。
- 電源装置の不具合が確認された場合は、通常監視用の水位計により地震時の監視も行えるよう監視装置を設定するとともに、速やかに供給電源を一般作業用電源に切り替え、機能を回復させる。