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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成16年度(2004年度)
- 伊方2号機補助蒸気ドレン管からの水漏れ
- 通報連絡日時:2005年3月3日12時55分
- 県の公表区分B
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:内 国への報告:なし 備考:今回発表
異常の内容
3月3日(木曜日)12時55分、四国電力株式会社から、別紙のとおり、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。
- 3月3日(木曜日)12時20分頃、通常運転中の伊方2号機において、原子炉補助建屋内の補助蒸気ドレン配管から水が漏れていることを運転員が確認した。
- 今後、詳細調査を実施する。
- 本事象によるプラント運転への影響及び環境への放射能の影響はない。
異常の原因等
3月4日(金曜日)11時00分、四国電力株式会社から、原因等について、次のとおり第2報がありました。
- その後、当該箇所を隔離して点検した結果、ドレン配管の継手に1ヶ所の貫通穴を確認した。
- このため、当該箇所を取り替える。
- 本事象によるプラント運転への影響及び環境への放射能の影響はない。
県としては、八幡浜中央保健所の職員を伊方発電所に派遣し、現場の状況等を確認しております。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
当該部がT形継手部であり、合流に伴うドレンの衝突によりエロージョン(浸食)が発生、徐々に減肉が進行し、貫通に至ったものと推定される。
対策
- 当該部を耐エロージョン性に優れたステンレス製品に取替え復旧。