- ホーム
- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成17年度(2005年度)
- 屋外消火用水配管からの消火用水の漏えい
- 通報連絡日時:2005年5月31日10時40分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中、屋外消火用水配管からの漏水を運転員が確認。
調査の結果、当該配管の空気抜き弁の取付フランジ部のパッキン1箇所にき裂があることを確認。
このため、当該パッキンを新品に取替え、漏えいのないことを確認し復旧。
プラント運転及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
漏えい箇所付近においてフランジ締め付け力が不足していたため、消火ポンプの起動や電動弁の開操作による消火用水配管内圧の変動により、ゴムパッキンが徐々に外側に押し出され、アスファルト固化装置の消火設備点検のために電動弁を開操作したことにより、ゴムパッキンの内側が割れて漏えいに至ったものと推定される。
対策
- 当該ゴムパッキンを新品に取り替え復旧。
- 同型のゴムパッキンを使用しているフランジの締め付けについては、金尺等を用いてフランジ面間寸法を確認し、フランジ面の締め付けが適正であることを確認するよう作業要領書に記載する。