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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成17年度(2005年度)
- 伊方1,2号機消火ポンプB出口配管からの消火用水の漏えい
- 通報連絡日時:2005年8月22日18時05分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中、消火ポンプB出口配管より水が漏えいしていることを保修員が確認。点検の結果、当該配管に貫通穴1箇所を確認。
このため、当て板による溶接補修を行い、漏えいのないことを確認し仮復旧。
今後、新しい配管に取替える予定。
プラント運転及び環境への放射能の影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
経年使用により炭素鋼配管の長手継ぎ手溶接部に添った溝状の腐食減肉が発生進展し、貫通に至ったものと推定される。
対策
- 当該配管の貫通穴に、当て板(長さ100mm×幅70mm×厚さ6mm、材質:炭素鋼)による溶接補修を行い、仮復旧した。
その後、当該配管を耐食性に優れたステンレス製配管に取り替えた。 - 同配管仕様である消火ポンプA出口配管部についてもステンレス製配管に取り替えた。