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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成17年度(2005年度)
- 伊方2号機第5高圧給水加熱器Aの伝熱管溶接部からの漏えい
- 通報連絡日時:2005年12月1日15時30分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
定期検査中、第5高圧給水加熱器Aの漏えい検査において、管板と伝熱管との溶接部の漏えいを確認。
調査の結果、微小な貫通穴(直径約0.1ミリメートル以下)を1箇所確認。
このため、当該部を切削除去後、溶接補修を行い復旧。
環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
当該給水加熱器の製作段階において、伝熱管と管板を溶接した際に発生した微小な気孔(溶接時に発生する欠陥の一つ)が連続し発生し、これが製作時の浸透探傷検査以降に開口し、漏えいに至ったものと推定される。
対策
- 当該溶接欠陥部を除去した後、補修溶接を実施し、耐圧検査により異常のないことを確認し復旧。
- B号機について、漏えい検査を実施し、異常のないことを確認。
- 同一の伝熱管取付構造である1号機第5高圧給水加熱器2基についても、次回定期検査において漏えい検査を実施する。