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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成17年度(2005年度)
- 伊方1号機復水脱塩装置の配管取替工事における発煙
- 通報連絡日時:2006年3月1日14時50分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
定期検査中、復水脱塩装置の配管取替え工事に伴う鉄板切断作業中に防炎シートが発煙。ただちに水に浸し発煙を抑えた。
環境への放射能の影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
発煙の原因は、ガスバーナーで鉄板を切断した時、養生用の防炎シートを鉄板近くに設置したため、高温のガスバーナーの炎が直接防炎シートに当たり、シートが高温となり煙が発生したものであり、それにより火災報知器動作に至ったものと推定される。
対策
- 関係協力会社に対し、火の粉飛散防止の徹底等、溶接・溶断・グラインダー作業時の火災防止対策の基本原則について再周知した。
- 防炎シートは、ガス切断等の炎が直接当たらないよう十分離して養生するよう、作業要領書に追記した。
- ワンポイントレッスンを作成し、関係者に周知した。