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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成17年度(2005年度)
- 伊方3号機非常用ディーゼル発電機の冷却水配管からの漏えい
- 通報連絡日時:2006年3月22日17時15分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中、非常用ディーゼル発電機3Bの冷却水系統配管から水が漏れていることを確認。3Bの機能には問題はないため、当該箇所を補修材で補修し、漏えいのないことを確認。次回定期検査で当該配管を取り替える。
プラント運転及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
漏えいの原因は、プラント建設時に当該配管に施工された亜鉛系の防錆塗装部位が、長期使用による経年劣化により、塗膜が侵食され母材の酸化、腐食が進行して孔食が発生し、漏水に至ったと推定される。
対策
- 当該配管及び孔食の見られた類似配管を新品に取り替えた。
- 同仕様の小口径冷却用配管については、取り外して工場にて溶融亜鉛メッキを施工後、復旧した。
- 同仕様の小口径冷却用配管について、計画的に内部点検を実施し、異常のないことを確認するよう要領書に記載。