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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成18年度(2006年度)
- 送電線自動復旧装置の異常信号の発信
- 通報連絡日時:2006年8月3日17時50分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中、送電線自動復旧装置の故障を示す信号が発信したため、同装置を不使用とした。
その後の点検調査の結果、同装置再閉路ユニット内部基板の信号リセット操作により信号表示灯は消灯し、通常状態に復帰。
その後の装置の自動点検並びに運転状況確認においても異常は認められなかった。
引き続き、異常を示す表示灯が点灯した要因を分析する。
プラント運転及び環境への放射能の影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
送電線自動復旧装置の異常を示す表示灯が点灯した原因は、信号リセット操作により消灯したこと、その後の運転状況及び自動点検において異常が認められないことから、送電線自動復旧装置の再閉路ユニット内での一過性の要因により、装置故障の異常を示す信号が発信したものと推定される。
対策
今回の事象は一過性の要因であり、根本的な原因究明や対策は困難であるため、今後とも送電線自動復旧装置の異常時の対応が適切にできるよう、万一当該装置が故障した場合は、当該装置は使用せず、必要に応じて運転員による手動操作にて対応する。
なお、その対応を徹底するため、運転員へのマニュアルの再周知を行う。