- ホーム
- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成18年度(2006年度)
- 伊方1号機脱気器加熱蒸気圧力制御弁からの制御用空気漏れ
- 通報連絡日時:2007年2月5日13時55分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中、脱気器加熱蒸気圧力制御弁(空気作動弁)より少量の制御用空気が漏れていることを保修員が確認。
調査の結果、弁開度調節器の部品を取り付けるガスケットの一部が損傷していることを確認。当該ガスケットを予備品と取り替え、漏れのないこと及び弁の開閉が正常であることを確認し、通常状態に復旧。
プラント運転及び環境への影響はなかった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
リレー及びリレーガスケット取替時に、ネジを強く締めすぎたことからリレーガスケットが伸ばされ当たり面よりはみ出した。
その後、内部の空気圧によりリレーガスケットが押された結果、リレーガスケットの一部破損により空気漏れに至ったものと推定される。
対策
- リレー取付時のネジ締め付けは、トルク管理を行うよう作業要領書へ記載する。
- 1,2,3号機同型式ポジショナーについて、全数排気口より異常な空気漏れのないことを確認した。
- 1,2,3号機同型式ポジショナーについて、至近の定検にてリレーガスケットの異常なはみ出しのない事を確認する。