平成19年度(2007年度) 伊方原子力発電所からの異常通報連絡伊方1号機非常用ディーゼル発電機1B清水加熱器加熱用補助蒸気の漏えい

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通報連絡日時:2007年8月17日22時15分
県の公表区分C

伊方発電所から通報連絡のあった異常について

異常の区分

管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表

概要

通常運転中、非常用ディーゼル発電機1Bの清水加熱器へ蒸気を供給している配管から僅かな蒸気が漏れていることを保修員が確認した。

調査の結果、当該配管には、約1mm×約1mmの貫通穴が1箇所確認されたため、補修剤による処置で仮復旧した。

その後、当該配管を新品の配管に取替え、漏えいのないことを確認し、通常状態に復旧した。

なお、今回の事象は、非常用ディーゼル発電機1Bの機能には影響のないものであった。

プラント運転及び環境への影響はなかった。

伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について

推定原因等

非常用ディーゼル発電機1B清水加熱器補助蒸気配管から蒸気が漏えいした原因は、機関運転中の蒸気停止時に発生するドレンや、蒸気通気中の清水加熱器入口水平配管部で発生するドレンが蒸気と共に、フランジ部、温度計ウエル部に流入し経年的に浸食、減肉したことが原因と推定される。

対策

  • 当該配管を新品の配管に取り替えた。
  • 2号機の清水加熱器については、当該配管と同じ箇所を次回定検で取り替える。
  • 1,2号機の清水加熱器については、点検周期(1回/4定検)に合わせて当該配管内面の点検および肉厚測定を実施するよう作業要領書に追記し、経年監視を行う。

県の公表

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