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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成20年度(2008年度)
- 伊方3号機火災報知器監視線の異常
- 通報連絡日時:2008年8月14日2時30分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中火災報知器の監視線の異常を示す信号が発信し、当直員が現場確認したところ、火災等の異常はなかったが、火災報知器の監視線に異常があった。
調査の結果、総合排水処理装置、取水ピット、集合作業場のエリアからの監視線が集合して3号中央制御室へ送信するための中継器に異常が確認されたため、中継器の取替を実施して健全性を確認し、通常状態に復帰した。
プラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
本事象発生時は、8月13日夜半より雷が多発していたことから、火災信号線への雷サージにより、中継器内のプリント基板(断線検出回路のトランジスタ)に故障が発生したものと推定される。
対策
当該中継器を新品に取替えた。
今後とも火災報知機監視設備の定期的な点検(法定点検)を適切に実施するとともに、万一の故障に備え、夜間・休日を問わず、速やかに部品の調達が行なえる体制を整えることとする。