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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成22年度(2010年度)
- 伊方3号機取水ピット水位計の異常
- 通報連絡日時:2010年6月7日20時17分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
通常運転中の伊方3号機において、取水ピットAの水位計の異常を示す信号が発信した。
調査の結果、異常を示す信号は、取水ピットAの除塵装置下流側の水位計の動作不良により、発信したものと判明したため、部品を手配して修理することとした。
それまでの間は、健全な取水ピットAの上流側水位計を下流側の当該水位計の代替とし、取水ピットA及びBの上流側水位は、取水ピットBの上流側水位計で監視する処置を実施した。
なお、取水ピットA及びBの上流側水位は同等であることから、取水ピットAの水位監視に問題はない。
今後、詳細を調査する。
本事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。
なお、異常を示す信号の発信は19時01分で、取水ピットAの水位計の故障と確認したのが、20時05分だった。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
通常運転中の伊方3号機において、取水ピットAの異常を示す信号が発信し、水位計が故障していることを確認した。
調査の結果、異常を示す信号は、取水ピットAの除じん装置下流側の水位計の動作不良により発信したものと判明した。
本事象は、当該水位検出器のアンプ部の何らかの要因により、アンプ部が正常に作動せず、正常な水位の電気信号が得られなかったためと推定。
本事象によるプラントへの影響及び周辺環境への放射能の影響はなかった。
対策
- 当該水位検出器を新品に取り替えた。
- 同様な不具合が発生した場合に備え、予備品を保有しておく。