- ホーム
- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成22年度(2010年度)
- 伊方2号機タービン建家等の火災感知器信号ケーブルの損傷
- 通報連絡日時:2010年9月7日10時23分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
定期検査中の伊方2号機中央制御室において、現地の火災感知器の無応答を示す信号が発信した。
調査の結果、タービン建家2階で床面のはつり作業中に、はつり機の先端をすべらせ、火災感知器用の信号ケーブルを傷つけてしまったため、タービン建家1階及び地下1階並びに原子炉補助建家地下1階に設置されている火災感知器の信号が無応答状態となったことを確認した。
その後、当該ケーブルの補修を行った後、信号のやりとりが正常に行われていることを確認し、通常状態に復旧した。
復旧までの間は、監視不能となったエリアのパトロールにより火災等の異常がないことを確認している。
今後、詳細を調査する。
本事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
定期検査中の伊方2号機において、タービン建家1階及び地下1階並びに原子炉補助建家地下1階に設置されている一部の火災感知器の無応答を示す信号が発信した。
調査の結果、タービン建家2階で床面のはつり作業中に、はつり機の先端をすべらせ、火災感知器用の信号ケーブルを傷つけてしまったため、火災感知器の信号が中央制御室に発信しない無応答状態となったことを確認した。
本事象は、当該はつり箇所に埋設電線管があることは認識していたが、作業要領書に埋設電線管の近傍における具体的な使用工具やはつり方法等を定めていなかったため、埋設電線管の近傍において小型の空気作動破砕機を使用して作業し、はつり作業の振動により同破砕機がすべって埋設電線管を損傷させたものと推定。
復旧までの間、監視不能となったエリアのパトロールにより火災等の異常のないことを確認した。
本事象によるプラントへの影響及び周辺環境への放射能の影響はなかった。
対策
- 損傷した火災感知器用の信号ケーブル及び埋設電線管は、取替えを実施し、信号が正常にやりとりできていることを確認した。また、埋設管のはつり作業においては、タガネ及びハンマーによる手はつりを行うか、または、はつり工具の先端が金属に接触すると電源が遮断されはつり工具が停止するメタルセンサー付きの電工ドラムを介した電動ピックを使用するよう作業要領書の作業内容を見直し、改正内容について作業関係者全員に周知のうえ、当該作業を実施した。
- 「伊方発電所作業要領書作成手引き」の注意事項及び「作業要領書作成チェックシート」に、「埋設管近傍のはつり作業においては、タガネ及びハンマーによる手はつりを行うか、または、はつり工具の先端が金属に接触すると電源が遮断され、はつり工具が停止するメタルセンサー付き電工ドラムを介した電動ピックを使用する」旨の記載を追記する。