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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成24年度(2012年度)
- 伊方2号機火災感知器の異常
- 通報連絡日時:2012年4月21日22時45分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
定期検査中の伊方2号機において、現地火災感知器の無応答を示す信号が発信したため、状況を確認したところ、脱気器建家の感知器であることが判明した。
調査の結果、脱気器建家に設置されている消火栓ボックスの1つに水が浸入し、発信機回路の絶縁抵抗の低下により、脱気器建家の全13箇所の火災感知器と6箇所の発信機が無応答となっていることを確認した。
絶縁抵抗が低下した1箇所の発信機回路を新品に取り替え、正常に動作することを確認し、通常状態に復旧した。
復旧までの間は、監視人等により火災感知器での監視が不能となったエリアに火災等の異常がないことを確認している。
今後、詳細を調査する。
本事象によるプラント及び環境への影響はない。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
定期検査中の伊方2号機において、脱気器建家に設置されている13箇所の火災感知器と6箇所の消火栓ボックス内の発信機の応答がないことを示す信号が発信した。
調査の結果、上記の消火栓ボックスの1つに水が浸入していることを確認した。
本事象は、脱気器建家に設置されている当該消火栓ボックスに水が浸入し、消火栓ボックス内の発信機回路の絶縁抵抗が低下し、短絡保護カードが作動して下流回路が切り離されたため、警報が発信したものと推定。
また、消火栓ボックスに水が浸入した原因は、強風雨により、建家給気ガラリから吹込んだ雨水が除塩フィルターを伝い給気ガラリの腐食部より流入し、鉄骨梁面の水抜き穴より消火栓ボックスの上部面に落ちて内部へ浸入したものと推定。
なお、復旧までの間は、監視人の配置により火災感知器での監視が不能となったエリアに火災等の異常がないことを確認していた。
本事象によるプラントへの影響及び周辺環境への影響はなかった。
対策
- 当該発信機の取替を行い、健全性を確認のうえ復旧した。
- 当該消火栓ボックスが被水しないよう雨水の浸入原因となった給気 ガラリの腐食部材の取替を実施した。また、給気ガラリ下部にある鉄骨梁の水抜き穴に雨水誘導パイプを設置すると共に消火栓ボックス上部にある鉄骨梁の水抜き穴を閉鎖した。
- 当該消火栓ボックスおよびその上部歩廊のガラリの近傍に設置されている消火栓ボックスの2箇所について、消火栓ボックス上部に傘の取付けおよび発信機と表示灯のボックス取り付け部にパッキンの挿入を行った。
- 建物に関する点検業務仕様書の留意事項に「点検時に給気ガラリの腐食のみの事象だけを判断するのではなく、腐食部からの雨水の流入により機器に影響を与えるなどの事象が起きないかの観点でも点検を行うこと。」旨の記載を追記する。