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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成24年度(2012年度)
- 伊方1,2号機放水口水モニタの上昇
- 通報連絡日時:2012年8月11日8時30分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
定期検査中の伊方1、2号機において、放水口水モニタの指示値が上昇し、中央制御室に「10分平均注意」を示す信号が発信した。
以下の調査結果より降雨による自然変動と判断した。
- 信号発信時、発電所からの放射性液体廃棄物の放出はなく、また、放水口につながるモニタ指示にも異常は認められていない。
- 発電所では、他の異常事象は発生していない。
- 放水口海水を採取し、手分析した結果、人工放射性核種は検出されなかった。
- 信号発信時、発電所周辺は雨が降っており、野外モニタも同様に上昇している。
本事象における最大10分平均指示値は9.9cpsであった。
本事象による環境への影響はない。
県としては、四国電力の調査結果及び過去の同様の事例等から、降雨による自然放射線の上昇による影響と判断した。