- ホーム
- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成27年度(2015年度)
- コンテナ式ホールボディカウンタの発電機用燃料タンクからの油の漏えい
- 通報連絡日時:2015年6月23日17時26分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
伊方発電所構内のパノラマ館付近に保管中の、コンテナ式ホールボディカウンタの発電機用燃料タンクの下部から油が漏えいしていることを確認した。
漏えいした油(軽油、約7リットル)は、全量回収した。
調査の結果、燃料タンクの側面下部溶接部からの漏えいを確認した。
原因について、今後詳細に調査する。
本事象によるプラントへの影響および環境への影響はない。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
伊方発電所の高台(84m)に保管しているコンテナ式ホールボディカウンタの下部に油が漏えいしていることを確認した。
調査の結果、発電機用燃料タンクと給油口配管を接続する耐油ホースの接続部から燃料油(軽油)が漏えいしたことを確認した。
また、漏えいの原因は、発電機運転時の振動等により当該接続部のホースバンドが徐々に緩んで隙間が生じ、燃料油が漏えいしたものと推定した。
本事象によるプラントへの影響および周辺環境への放射能の影響はなかった。
対策
- 発電機用燃料タンクを新品に交換するとともに、耐油ホースによる接続を、フレキシブル配管のフランジによる接続に変更した。
- 点検時に発電機用燃料タンクからの油の漏えいがないことを確認するとともに、必要に応じてフランジの増し締めを行う。