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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成27年度(2015年度)
- 伊方1,2号機放水口水モニタの指示上昇
- 通報連絡日時:2015年7月1日5時15分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
伊方1、2号機の放水口水モニタ(放射線検出器)の指示値が上昇し、中央制御室に「10分平均注意」を示す信号の発信があった。
以下の調査結果より、降雨による自然変動と判断した。
- 信号発信時、発電所から放射性液体廃棄物の放出はなく、また、放水口につながるモニタ指示にも異常は認められなかった。
- 発電所では他の異常事象は発生していなかった。
- 放水口海水を採取し、分析した結果、人工放射性物質は検出されなかった。
- 信号発信時、発電所周辺は雨が降っており、野外モニタも同様に上昇していた。
なお、本事象における最大10分平均指示値は9.3cps(信号設定値は7.6cps)であった。
本事象によるプラントへの影響および環境への影響はない。