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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 平成27年度(2015年度)
- 伊方3号機補助ボイラ室の火災感知器の不具合
- 通報連絡日時:2015年7月1日7時30分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
伊方3号機の中央制御室において、補助ボイラ室の火災発生を示す信号が発信したため、直ちに現地確認を行い、火災のないことを確認した。
調査の結果、当該室に設置している火災感知器1個に不具合があること確認した。
このため、当該感知器を新品に取り替え、動作確認を行い、通常状態に復旧した。
復旧までの間は、当該室内に監視人を配置し、火災のないことを確認した。
本事象によるプラントおよび環境への影響はない。
伊方発電所から通報連絡のあった異常に係る原因と対策について
推定原因等
伊方発電所第3号機の中央制御室において補助ボイラ室の火災発生を示す信号が発信したため、現地確認を行い、火災のないことを確認した。
調査の結果、補助ボイラ室に設置している火災感知器のうち、煙感知器1台が動作していることを確認した。
当該感知器の工場詳細調査においては、再現性は確認できず、また、目視においても異常は確認できず原因の特定には至らなかったが、本事象発生時は、雨のために補助ボイラ室の湿度が一時的に高くなっていたものと考えられ、当該感知器の内部に結露が発生し、火災信号発信に至ったものと推定した。
なお、本事象によるプラントへの影響および周辺環境への放射能の影響はなかった。
対策
- 当該感知器の取替えを行った。
- 定期的な点検(法定点検)を行うとともに、万一の不具合等に備え、速やかに対応するため予備感知器を常備する。