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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 令和元年度(2019年度)
- 伊方3号機中央制御室非常用循環系の点検に伴う運転上の制限の逸脱
- 通報連絡日時:2020年1月6日17時10分
- 県の公表区分B
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
異常の内容
1月6日(月曜日)17時10分、四国電力株式会社から、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。
- 3号機は第15回定期検査中のところ、前回の3号機第14回定期検査の中央制御室非常用循環系※の点検作業(平成29年10月5日実施)において、保安規定に定める適用時期である燃料取出後に実施すべきところ、その時期以外で実施していたことを確認した。
- このため、保安規定に定める運転上の制限を満足していなかったことを1月6日(月曜日)16時30分に判断した。
- 本事象による環境への放射能の影響はない。
※放射性物質が放出するような重大事故時に、中央制御室へ放射性物質の流入を防ぐため、外気を遮断して中央制御室の空気をフィルタを通して循環させる空調装置。
その後の状況
1月7日(火曜日)10時17分、四国電力株式会社から、その後の状況について、次のとおり連絡がありました。
- 過去の定期検査および現在の3号機第15回定期検査において、同様な不備がないことを確認した。
- 今後、確実な手続きを実施するとともに、引き続き原因を調査する。