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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 令和元年度(2019年度)
- 伊方発電所における所内電源の一時的喪失
- 通報連絡日時:2020年1月25日16時32分
- 県の公表区分A
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
異常の内容
1月25日(土曜日)16時32分、四国電力株式会社から、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。
- 1月25日(土曜日)15時44分、伊方発電所1、2号機の187kV送電線保護継電装置の交換作業を行っていたところ、同装置の動作により、187kV送電線4回線が遮断され、当該交換作業のため3号機も187kV送電線からの受電に切り替えていたことから、所内電源が一時的に喪失した。
- このため、1、2号機は直ちに66kV送電線から受電するとともに、3号機は直ちに起動した非常用ディーゼル発電機から受電し、その後、500kV送電線からの受電に切り替えた。
- これにより、1、2、3号機ともに外部電源からの受電に復旧した。
- 詳細は今後調査する。
- 本事象による環境への放射能の影響はない。
その後の状況等
1月27日(月曜日)17時40分、四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。
- その後の調査の結果、187kV送電線4回線のうち、1回線の電路の一部にある断路器ユニットに異常を確認した。
- このため、1月27日(月曜日)17時13分、187kV送電線4回線のうち、異常を確認した当該断路器ユニットを含む1回線を切り離し、残りの3回線からの受電が回復した。
- これにより、今回の事象発生時に受電できなくなった187kV送電線からの所内電源を確保した。
- 今後、引き続き原因を調査する。