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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 令和2年度(2020年度)
- 伊方発電所 モニタリングポスト等の指示上昇
- 通報連絡日時:2020年6月19日2時25分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
伊方発電所敷地境界に設置している野外モニタの指示値が上昇し、中央制御室に「10分平均注意」を示す信号が発信した。
- 信号発信時、発電所からの放射性気体廃棄物の放出実績はなく、排気筒のモニタ指示値にも異常は認められていない。
- 当該野外モニタのデータ解析を実施した結果、自然放射性核種による上昇は見られたが、人工放射性核種による特異な上昇は見られなかった。
- 信号が発信した際、発電所では他の異常事象は発生していなかった。
- 発電所周辺における降雨により他の野外モニタも同様に上昇している。
ことから、降雨による自然変動と判断した。
本事象における最大10分平均指示値は以下のとおりであった(単位nGy/h)。
- モニタリングステーション 64
- モニタリングポストNo.1 72
- モニタリングポストNo.2 76
- モニタリングポストNo.3 69
- モニタリングポストNo.4 74
本事象によるプラントの運転への影響及び環境への放射能の影響はない。