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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 令和2年度(2020年度)
- 伊方3号機 放水ピット水モニタの指示上昇
- 通報連絡日時:2020年7月14日9時32分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし 備考:今回発表
概要
3号機の放水ピット水モニタの指示値が上昇し、10分平均値が管理設定値に達していることを運転員が確認した。(管理設定値に達したときの10分平均指示値:5.5cps)
管理設定値に達した時、発電所から放射性液体廃棄物の放出は実施しておらず、放水ピットにつながるモニタ指示にも異常は認められていない。
以下の調査結果より降雨による自然変動と判断した。
- 管理設定値に達した時、発電所からの放射性液体廃棄物の放出実績はなく、放水ピットにつながるモニタ指示にも異常は認められていない。
- 放水ピットの海水を採取し、手分析した結果、人工放射性核種は検出されなかった。
- 発電所では他の異常事象は発生していなかった。
- 管理設定値に達した時、発電所周辺は雨が降っており、野外モニタも同様に上昇している。
本事象における最大10分平均指示値は5.5cpsであった。
本事象によるプラントの運転への影響及び環境への放射能の影響はない。