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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 令和5年度(2023年度)
- 伊方発電所 火災報知器の誤動作
- 通報連絡日時:2024年1月9日6時35分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
異常の内容
1月9日(火曜日)6時35分、四国電力株式会社から、別紙のとおり、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。
- 本日、伊方発電所構内の事務本館に設置する火災感知器が作動し、中央制御室に火災発生を示す信号が発信した。1月6日に発生したものと同事象である。
- 当直員等が現場確認を行い、炎や発煙等がないことを確認した。なお、ただちに現場確認ができたことから、消防署への連絡はしていない。
- 保修員が現場確認を行い、詳細な点検が必要と判断した。
- 本事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。
異常の原因及び復旧状況
1月10日(水曜日)17時33分、四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。
- その後、今回作動した火災感知器および受信機盤の点検を実施し、設備に異常がないことを確認した。なお、念のため、作動した火災感知器は取り替えた。
- 作業員への聞き取りにおいて、1月6日の事象発生前に、作動した火災感知器が設置されている部屋の運転中のエアコンの吹き出し口を天井側(当該火災感知器の方向)に調整したこと、また、1月9日の事象発生前に、同状態で当該エアコンを起動したことを確認した。
- 調査の結果、エアコンの温風により当該火災感知器の周囲温度が短時間で上昇し火災感知器が作動することを確認した。
- 今後、当該火災感知器の周囲温度が短時間で上昇しないように、エアコンの設置場所を見直すとともに、設置する部屋に対し適切な出力のものに取り替える。それまでの間は当該エアコンを使用しない。
県としては、環境放射線テレメータ装置により、周辺環境に影響のないことを確認しました。