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- 伊方原子力発電所からの異常通報連絡
- 令和6年度(2024年度)
- 伊方3号機 火災感知器の誤作動
- 通報連絡日時:2024年11月28日10時59分
- 県の公表区分C
伊方発電所から通報連絡のあった異常について
異常の区分
管理区域該当:外 国への報告:なし
異常の内容
11月28日(木曜日)10時59分、四国電力株式会社から、別紙のとおり、伊方発電所の異常に係る通報連絡がありました。その概要は、次のとおりです。
- 伊方3号機原子炉補助建屋屋上の補助建屋給気ガラリに設置する火災感知器が作動し、3号中央制御室に火災発生を示す信号が発信したことから、消防署へ連絡した。
- また、当直員が現地確認を行い、炎や発煙等がないことを確認した。
- 現在、火災発生を示す信号が発信した原因を調査中である。
- 本事象によるプラントへの影響及び環境への放射能の影響はない。
異常の原因及び復旧状況
四国電力株式会社から、その後の状況等について、次のとおり連絡がありました。
- 第2報:11月28日(木曜日)14時10分
- 調査の結果、補助建屋給気ファンを作業のために停止していたことから、補助建屋給気ガラリ内に設けている補助建屋の給気を加温するためのヒータにより空気が加熱され、ヒータ上部に設置している当該火災感知器周辺の温度が高くなり、作動したものと推定した。
- なお、現在はヒータを加熱する蒸気の通気を停止し、火災発生を示す信号のリセット操作を行い、通常状態に復旧した。
- また、消防署が現地にて火災ではないことを確認した。
県としては、環境放射線テレメータ装置により、周辺環境に影響のないことを確認しました。