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- 平成21年度(2009年度)
- 伊方発電所の使用済燃料搬出及び新燃料の搬入について
2009年9月29日
本日、四国電力株式会社から安全協定に基づき、伊方発電所の使用済燃料搬出の事前連絡及び新燃料搬入計画書の提出がありました。
1.使用済燃料搬出の事前連絡について
- 本年3月30日、四国電力株式会社から、平成21年度使用済燃料処理計画書等が提出され、輸送計画の概要を公表したところですが、事前連絡のあった概要は次のとおりです。
- 搬出数量:使用済燃料集合体70体(うち1号機用:56体2号機用:14体)
- 搬出時期:平成21年10月~12月
- 輸送方法:伊方発電所専用岸壁から海上輸送する。
- 搬出先施設名:日本原燃株式会社使用済燃料受入れ・貯蔵施設(青森県上北郡六ヶ所村)
- 輸送容器の型式:NFT-14P型
- 輸送容器の個数:5個
- 県としては、四国電力株式会社から3月30日に提出のあった「平成21年度伊方発電所使用済燃料輸送安全対策書」に基づき、「伊方原子力発電所環境安全管理委員会技術専門部会」及び「経済産業省」の意見を聴き、輸送の安全対策の妥当性を確認しました。
なお、海上輸送に当たっては、国土交通省により法令に基づき事前に輸送の安全対策が確認されます。 - 輸送当日は、職員が立会し、作業の安全実施を確認することとしています。
- 四国電力株式会社から提出のあった「平成21年度伊方発電所使用済燃料輸送安全対策書」の概要については、「平成21年度伊方発電所・使用済燃料輸送安全対策書(要約)」のとおり。
2.新燃料(高燃焼度ウラン燃料)搬入計画書の提出について
- 四国電力株式会社から提出された新燃料搬入計画書によると、輸送計画の概要は、次のとおりです。
- 搬入数量:新燃料集合体 92体(うち1号機用:32体、2号機用:16体、3号機用:44体)【すべてステップ2高燃焼度ウラン燃料】
- 輸送回数及び時期:1回(平成22年3月~5月)
- 輸送方法:伊方発電所専用岸壁まで海上輸送する。
- 搬入元施設名:三菱原子燃料株式会社 本社製作所(茨城県那珂郡東海村)、原子燃料工業株式会社 熊取事業所(大阪府泉南郡熊取町)
- 輸送容器の型式・個数:MFC-1型27個 NFI-V型19個
- 県としては、四国電力株式会社から提出された新燃料搬入安全対策書について、「伊方原子力発電所環境安全管理委員会技術専門部会」及び「経済産業省」の意見を聴き、輸送の安全性を確認することとしています。