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- 伊方発電所の安全対策
- えひめ方式(異常通報連絡体制)
県では、平成11年12月に安全協定の確認書を改定し、正常状態以外のすべての事態を四国電力が県へ速やかに通報し、通報を受けた県が報道機関への説明及びホームページ掲載等により公表する「えひめ方式」の運用を開始し、適時、的確な情報提供に努めています。
公表に際しては、平成13年4月から「伊方原子力発電所 異常時通報連絡公表要領」に基づき、区分に応じて公表することとしています。
これは、四国電力に対し、信頼関係を構築する上で、隠し事をしないということを求めているものであり、「報告遅れは信頼に亀裂が入り、隠ぺいは信頼を粉々にする」という認識を現場に徹底することを要請しているものです。
県では、通報連絡のあったすべての異常について、従業員の負傷等を除き、環境放射線監視テレメータシステムによる周辺環境放射線の確認結果や立入調査結果と併せて異常の内容を公表するとともに、設備等の異常については、四国電力に対して原因と対策の報告書の提出を求め、設備の補修、作業要領書への注意書きの明記、作業員への教育訓練の徹底等、その改善状況や再発防止策を確認することはもちろん、同種の設備にも対策を求めるなど踏み込んだ予防対策等を指導しており、伊方発電所の情報公開及び安全確保に努めています。