伊方発電所の安全対策 四国電力への追加安全対策の要請8項目について

県からの要請に対し、四国電力は下記のとおり一つ一つ対応してきました。

四国電力には、「えひめ方式による異常通報連絡」や「戸別訪問等による地元住民等への真摯な説明」については、将来にわたって的確に実施してもらう必要があります。

このため、県では、引き続き四国電力の取組を見守っていくこととしています。

  1. 原子力本部の松山市への移転
    平成23年6月29日移転
  2. 国の基準を上回る電源対策
    平成24年3月完了(亀浦変電所からの配電線ルートを新設)
  3. 国の基準を上回る更なる揺れ対策
    おおむね1000ガル以上の耐震性確保の対策を実施
    (伊方発電所3号機の更なる揺れ対策について)
  4. 「えひめ方式」による異常通報連絡の更なる徹底
  5. 地元住民に対する真摯な説明
    伊方発電所から20km圏内の約27,000~28,000戸の戸別訪問等を毎年実施
  6. 原子炉容器の劣化の確認試験の前倒し
    (伊方発電所1号機と運転開始年の近い玄海1号機で、原子炉容器の劣化度合を調べる監視試験片の脆性遷移温度が急上昇していることを受け、平成23年8月に要請)
    平成23年10月に試験片取り出し、平成25年7月に問題なしとの結果報告
  7. 県内全市町への伊方発電所異常時通報連絡情報の提供
    平成23年11月1日から運用開始
  8. 緊急時の作業スペースの確保
    (伊方原発の敷地が急峻で狭いという立地条件を踏まえ、平成27年7月に追加要請)
    平成30年10月完成
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