愛媛県の取組は?
原子力発電所が安全かどうかって、だれが確認しているの?
国の原子力規制委員会が、法律にもとづいて許可申請の審査や原子力施設の検査などを行うことで、原子力発電所の安全について規制されているんだよ。
国が確認しているんだね。
愛媛県にはどんな役割があるの?
愛媛県は、地元の安全・安心のために、四国電力、伊方町と「安全協定」を結んで、原子力発電所の安全性を確認するための取組を行っているよ。
安全協定にもとづいて、伊方発電所で主要な施設を設置したり変更するときは、あらかじめ愛媛県から了解を得ることとしていたり、施設の安全対策などについて、原子力の専門家などが入っている県の委員会で検討・評価することとなっているんだ。
また、「えひめ方式」といって、伊方発電所で異常なことが起こったら、すべて愛媛県に通報連絡することとしていて、愛媛県は、通報を受けた内容を報道機関に説明したり、ホームページに掲載することで公表するようになっているんだよ。
ほかにも、伊方発電所の周辺の放射線などを24時間体制で測定して、ホームページや原子力情報アプリでリアルタイムに公表する「モニタリング」などの取組を行っているよ。